MkLinux インストール(3.3.5.ENTER)

私は職場でAT互換機とMac各1台ずつを使用している。おかげで、ただでさえ狭い机がパソコンだらけで隙間ない‥ということはいいとして。

先日、Win95のみだったAT互換機をWin95とLinuxにした。私が管理していた別のunixサーバが突如使用不能になってしまい、「こんな時のために緊急用unixマシンが必要だ」という名目でLinuxをインストールしたのだが、互換機につけているネットワークボードやビデオボードが最新カーネルじゃないと未サポートだから云々など、結構大仕事になってしまった。

でも無事インストール&設定が終わり「やっぱりunixはええのう(Linuxは「unixライク」なんだけど、まぁいいでしょ(笑))」としみじみ思っていた矢先。MACLIFE5月号にMkLinux一式CD-ROMがついているとの情報を本屋で立ち読みして入手した。

こりゃ入れなきゃでしょう、と早速購入(¥1,250)。会社のMac(下記環境)で試してみた。

  • PowerMacintosh 8500/120
  • メモリ48M (少)
  • 内蔵(2G)のHDDの内容はそのままで、外付500MのHDDにMkLinuxをインストール
  • 他の拡張事項なし

で、普通こういう場合「インストール奮戦記」みたいな内容を書くとおもしろいんだけど、これがMACLIFE5月号のインストールガイド記事をそのまんま実行してすんなり完了してしまったので、書くことなし!(爆)。

インストールガイド記事にもあったけど、こんなに楽にインストールできたunixははじめて。商品として売られていた(まだ売ってるか(^^;)UnixWareのがよっぽど大変であった。

まぁ書くことと言えば、HDD総要領500M・うちSwap64Mで充分インストール出来たということ、亀井さんのMkLinixのページによると早速DR2.1update2をあてた方がいいということ、これまた亀井さんのMac で GOGO! UNIXのページによればPCIマックではMonolithic Linux for PCI Power Macintoshにした方が2〜3倍速いということ、ぐらいだろうか。本格的に使っていこうと思ったらDR2.1update2もMonolithic Linuxも早速試してみるんだけど、今回は様子見だったのでやらなかった。

使用感は上々で、「PCIでは遅い」とはいえ充分の体感速度であった。あそうそう、様子見とか言いながらApache 1.2b8(http server)をコンパイルしてみたんだけど(笑)、すんなり通って動いた。これなら充分作業できるなと思った(現状、httpdとperl5があれば私は仕事できる(^^;)。

という訳で、興味ある方はお試しあれ。なお、「unix知らん」という人にはあまりお薦めしない(^_^;(インストールは出来ても、その後路頭に迷うと思う)。また対応機種に制限があるので、MACLIFE 5月号P.339〜をよく読んでから検討してほしい。