いまこの時期に厄払い

今はしんどくてもがんばらなきゃいけないのに、気持ちの浮き沈みが異常に激しく、がんばろうにもがんばれない。特にここ数日の有様ときたら、自分のこととはいえ目もあてられない。そんなときふと気付いたことがあった。「あっオレ、前厄」(爆) だいたいこういうのは年末年始に気にかけて厄除などを実行することで、実は去年の暮れ正月も結構気にしていた。でもその頃はすこぶるおすこやかだったもんで、無信心な私は結局厄払い等々をしていない。今だ、厄払いするなら今しかない! もちろん、厄除をしてもらったところですぐに何かが解決する訳ではなかろう。しかしこういう時こそすべきものではなかろうか。ともかくすがる思いで、初の参拝となる川崎大師へと向かった。
川崎大師駅
と来たもののぶらり旅のクセでまずは駅写真(笑)。京急川崎(特に駅前)はしょっちゅう行ってたけど、大師線に乗ったのははじめて。鶴見線の新芝浦駅みたく、駅出たらすぐ工場、な駅があるのネ(鈴木町駅)。

すがる思いで来たわりに、道順とかは「行けばわかるだろ」と随分適当(爆)。とりあえず、表参道(OMT-SND in KWSK)と書いてあるのでテクテク歩く。初詣の時とかはきっとすごい混雑なんだろうなぁと思いつつ、今日は沿道のお店もあいてないところ多し。って朝早かったってのもあるけど。
大山門
結果あまり迷わず到着。それにしてもデカい門! そして大本堂を目前に、厳かな気分になる。まずはお護摩(おごま)を申し込むため受付所へ。実を言うと今年の正月に来なかった理由は、単なる無信心とかだけではなかった。厄年ってのはたいがい、数え年で示されている。数えだと私は今年平成21年が前厄となる。しかしここ川崎大師では実年齢でやってるみたいで、それでいくと来年なのだ。行くなら近場の川崎大師がいい、でもそれだと来年みたいだし、かといって佐野厄除け大師とかは遠いしなぁ‥とか悩んでて結局どこへも行かなかった、というのが一番の理由。それは11月になったからといって変わることでもなく、特に一緒に行ったかみさんも災厄消除をお願いしたけど年齢的には私以上に関係ない訳で、「(お願い事は)間違いないですか?」と受付の方に言われた。夫婦揃ってこれでいいんです! 罠!!(ここまで来て罠とは言わない)

お護摩に限らず、本堂に入って祈願する、なんてことはまず経験がない。思いの他、太鼓打ち鳴らしですごく勢いがあるものなんだなぁ。という冷静な感想は後からついてきたもので、実際にやってるときはそりゃもう祈る祈る。これだけ長時間、力を込めて祈ったのは人生初だと思う。それだけなんとかしたいという気持ちが強かったのだ。終わって札を受け取り、「そりゃそうと正座はできないのに無理してやったから足がしびれた」と我に返る(笑)。別に普段着でもいいだろうのにキチッと背広で来たし、この祈願にかける思いは並々ならぬものであった。ともあれ、いろんな意味で人生初の厄除だった。

そのあとは川崎に戻り、前々からやりたかった「川崎大師へ行ったあとに川崎DICE」(爆) こうなったら参拝しまくる罠! ってビシバシがやりたかっただけなんだけどネ。そのあとはハンズに寄ったり、今日ももちろんすいていたクリスピークリームでドーナツを買い、ちょうど昼時だったのでラゾーナ4Fにあるタイ料理店TINUNへ。時間帯がダイレクトだったこともあり、ちょっと待ち時間が長かったけどうまかった〜! てかカラい! カラいけどうまい! ブッフェ=おかわりし放題のため、カラくて火が出そうなのにおかわりしてしまった。やみつきとはまさにこのこと。そんな香辛料パワーも加わり、だいぶ元気になった。やっぱり厄除ってすごく意味のあることなんだな、と今更ながら思った、いい1日だった。