波田がウチくる!?を卒業

9/30放送の「ウチくる!?」で、波田陽区が番組を卒業した。思い出侍として、また飯島愛卒業後からはウラとり侍として、ゲストの過去をブッた斬りしてきた波田陽区。個人的には、「波田陽区のウチくる!?思い出侍」=「一発屋芸人のその後の余生」という慣用句でよく使わせてもらってたんだけど、もう使えないじゃん!! 波田陽区の今後も心配だけど、私の今後も心配だ。あっ、まだ「2時っチャオ!」があるか!?ってチャオのほうはあまりチェックしてないんだけど、レポーターまだやってるのかな。なんて、私のことはどーでもいいんだけど。

波田になんとなく注目し出したのは、みんなが「ですから」とか「残念」とかしきりに言ってた「ギター侍」で大ブレイクした、そのずーっと後。もしブレイク後にまったく消えてしまっていたら気にもとめなかったんだろうが、ウチくる!?で1コーナーを担当している姿を見、妙に気になってしまったのだ。というのも、思い出侍でレポーターをしている波田が、ブレイクした彼の侍芸からはかけ離れたイメージの、なんとも腰の低いキャラクターだったからだ。それがまったく憎めない。そのかけ離れっぷり・ギャップの激しさが、気になる主な要因であったのは間違いない。彼がブレイクした侍芸は、彼自身、かなり無理してやってたんじゃ‥とは想像に過ぎないが、まんざら間違ってもいないような。実際、9/30放送分の締めに出てきた波田のお母さんの手紙で「あなたはやさしいから」という節が何度も出てきた。そこで思わず感動し涙してしまう私もなんだが(笑)、彼の本質は毒舌系ツッコミではない、そう確信した(まぁ、そのギャップも込みで狙った芸なのかもしれないけれども、それはそれ、素直におふくろさんの手紙で感動させて)。

しかし、その毒舌でビッグヒットをとばし、それがなければ別に波田でなくてもいい、それもまた事実。ウチくる!?降板の理由はわからないが、番組側も、拾う神でいつづけるのもそろそろ限界だったのかもしれない。とはいえ、波田の、波田らしい一面を世に出せる機会を与えてくれたウチくる!?よ、ありがとう。ヒデありがとう。中山道またやろうよ(笑)。あと今後あのロケ枠は誰が担当するのか? って今回東MAXがやってた「勝手にロケに行きMAX」がとてもよかったので是非それで(笑)。